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Bridg3ブログ お客様訪問レポート#2

  • kazuyuki-yanagi
  • 15 時間前
  • 読了時間: 4分

Dr. Toolトライアル事例のご紹介 ~NC連携の強みとは?~

-株式会社友栄精密様-



皆さま、こんにちは。

Bridg3事業部 営業課の中田です。


今回、株式会社友栄精密様(以下、友栄精密様)がトライアルでDr. Toolをご活用くださいましたので、本日はその背景と内容についてご紹介いたします。


友栄精密様は大阪府に三つの工場拠点を持つ精密部品試作のプロフェッショナル企業で、

難削材の加工からミクロンオーダーの高精度試作部品まで幅広く製造されています。

最新鋭の5軸マシニングセンタをはじめ、計35台の機械を所有されており 、当社のCNC旋盤も2台導入いただいております。


◆ 今回のトライアルの背景

友栄精密様は以前にも他社の工具異常検知システムを導入されたことがありましたが、その時にATC(自動工具交換装置)の制御起因の時間ずれが原因でシステムがうまく動作せず、結果としてシステムを全く使えなかったという苦いご経験をなさっていました。

そういった背景があり 、今回Dr. Toolを使って工具の異常検知に改めてトライしていただく運びとなりました。


◆ Dr. Toolの強み、NC連携とは?

当社がご提案するDr. Toolの大きな特長として、NC装置との連携がございます。

Dr. Toolデバイスと加工機のNC装置をLANケーブルでつなぎ、お互いに通信します。

これにより、大きく二つのメリットがございます。

            【LANケーブル接続の様子】

1. 初期設定が簡単に行える

Dr. Toolでは、NC装置と通信することで加工プログラム内の工具番号(T番号)やシーケンス番号(N番号)を読み取ることができます。これにより、ユーザーは監視したい工具および加工工程の番号を選択するだけで簡単に監視の設定ができます。

NCと連携しないシステムの場合、電流データだけを頼りに監視の設定を行なうため設定に長い時間がかかる、あるいは加工以外の機械動作が原因 となって不具合が起きる可能性があります。また、加工機から直接ゲート信号を受け取るためにラダーの変更が必要になるケースもあります。



2. 異常検知時に加工機へのアクションが取れる

工具の摩耗や破損を検知した際には、予備工具に交換する、自動運転を停止するなどの機械に対するアクションが求められます。NCと連携しないシステムの場合、機械と連携するためには加工機のラダー等に改造を加える必要があります。

しかし、Dr. Toolでは、NC連携と加工プログラムをうまく活用し、Dr. Toolだけで機械との連携を実現することができます。


◆ 検証の結果

上記のようなNC連携のメリットもあり、今回のトライアルでは監視工具の設定が短時間で完了し、Dr. Toolの運用を開始することができました。



◆ 摩耗検知機能も活用

今回の監視対象となったφ2.5mmのドリルでは、Dr. Toolの摩耗検知機能によって下の画像のようなグラフが得られました。



摩耗度の値が急激に下がっている部分が3か所ほどありますが、これがまさに工具を交換したタイミングです。

工具の使い始めでは値が低く、摩耗が進むにつれて摩耗度が高まっている傾向がしっかり見てとれます 。

このグラフに対してしきい値を設けるだけで、加工回数や時間ではなく、電流データに基づいた工具寿命管理が実現でき 、工具を寿命ギリギリまで使い切るような運用が可能になります。



◆ まとめ

今回のトライアルを通じて、Dr. Toolの特長であるNC連携の重要性を再認識いたしました。また、バージョンアップで搭載された摩耗検知機能の実用性も確認することができました。

工具の異常検知装置を導入したもののうまく活用できていない、あるいは、工具の寿命管理をより確実に行ないたい、というお客様には、ぜひDr. Toolをご検討いただきたいです。


Bridg3事業部ブログでは、今回のようなDr. Toolを使ったトライアル ・検証レポート・お客様からのお声などを定期的に紹介しております。

ご興味のある方は、ぜひ定期的にチェックしてみてください。


1月も下旬となり、寒さが一段と厳しい時期となりました。

皆様におかれましては、どうぞご自愛のうえお過ごしくださいませ。


今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 
 
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