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Dr. Toolに摩耗検知機能が追加されました!

  • 執筆者の写真: Kosuke Nakada
    Kosuke Nakada
  • 5月12日
  • 読了時間: 2分

新緑がまぶしい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

Bridg3事業部の中田です。


このたび、工具の破損検知でご好評いただいている「Dr. Tool」に、新たに「摩耗検知機能」が追加されました!これにより、工具の摩耗状態を見える化し、最適なタイミングでの工具交換が可能に。不良ワークのリスクを減らしつつ、工具をギリギリまで使えるため、コストダウンにもつながります。


摩耗検知機能の特長とメリット】

加工中の電流値(負荷)を毎サイクルごとに記録し、波形でチェック。過去のデータをもとに、破損の一歩手前で機械を止められるようになりました。これにより、工具の「実際の状態」に合わせて交換タイミングを判断できるので、従来の「加工回数」や「時間」頼りの交換よりも正確に管理できます。また、工具の個体差や加工中の機内環境の違いにも柔軟に対応できます。


下の画面イメージにあるように、継続的な生産の中で過去に使用した工具の情報が蓄積されると、工具摩耗による電流値の推移や工具破損時の電流値の傾向が見えてきます。その傾向に合わせて適切なしきい値を設定することで、工具破損前の機械停止、すなわち不良品の撲滅を図ることができるのです。

摩耗検知機能の画面イメージ▲
摩耗検知機能の画面イメージ▲

開発の背景】

Dr. Toolは販売開始から1年、多くの現場で導入され、生産トラブルの削減に貢献してきました。ただ、お客様からは「壊れる前に止めたい」「もっと賢く交換タイミングを判断したい」といった声も寄せられていました。特に高価なワークを扱う現場では、ほんの少しの不良も大きなロスにつながります。そうしたニーズに応えるべく、今回の「摩耗検知機能」が誕生しました。


この「摩耗検知機能」の紹介動画がYouTubeにて公開されておりますので、下のボタンをクリックしてぜひご覧ください!


また、この「摩耗検知機能」は、5/15(木)より開催予定のMEX金沢2025にて展示会初披露となります!下のボタンから展示会情報が記載された記事をご確認いただき、ぜひ中村留のブースにお立ち寄りください!



今後も現場の声を大切にしながら、進化を続けるDr. Toolにご期待ください!

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